読んだ物語の影響を気分に引きずるという現象について。

ドラマを見た後寝るとそのドラマが夢に出たり、読んだ物語のテンションをそのまま引きずったりすることが多くある。だが、それについて調べてもなかなか出てこないし、よくわからない。

※これは記事ではなくただのとりとめのない徒然です。

 
私はかなり影響を受けやすい方で、思い入れ深い音楽ひとつで影響が出る。当然、黒歴史の再燃には苦しんだ(苦笑)。その物語を味わった後は、どうもその物語に「酔う」感じがする。
別に、「酔う」のが好きで物語を味わっているわけじゃない。
影響を受けるというのは、たとえば、その物語の結末がバッドエンドなら、最後に絶叫する主人公と同じような気分になったまま数時間、下手すると翌朝まで引きずることがある。

よく言えば、入り込んで共感しているのだろうが、悪くいえば、気分転換が下手だ。
そのせいで、割と物語が終わった後、しばらく苦しむ。ご飯を食べてもテレビを見てもお風呂に入ってもしばらくその効果はきれなくて、しばらく続く。
別の方向性の物語で上書きすることはできるみたいだ。ほかにも、仕事の間は忘れることができるらしい。ただし仕事が終わるとまた続きがはじまる。

この感覚がある人とない人がいるみたいで、うちの母親はまったくない。
どんなにホラーなテレビをみようと、夢に出ることはないし、テレビが終わればさっぱり忘れる。
逆に父親は見たドラマが夢に出ることがあるらしい。

また、この物語の共感から来る感情の波というものは、再燃するし、人生のステージによってとらえ方も変わる。
忘れた頃に見れば、再び泣くし、再びその感情の過程をなぞる。
幼い頃にみたものであれば、年齢を重ねた後みると、違った視点から新たな発見をすることがある。

だから、物語はやめられない、といいたいところだが、やっぱり、これって、一種の麻薬的な楽しみ方なのかもしれない。
自分が味わうことができない誰かの物語を、共感で擬似的に味わった気になって、現実から逃避する。
こう書くと非常に悪いことみたいだ。悪いか悪くないかは、その人その人がそれぞれ判断することだろうけれど。

ただ、人の気持ちがわかることで、アドバンテージはあって、でも、デメリットもある。
人より有利になることもあるけど、欠点になることもある。
不利になるという表現はあえて使わないけど、欠点になることはある。
不利になるのだとすれば、人にひどいことをしなければいけないときの痛みがあるかどうかくらいか。
欠点になるのは、(他人からみれば)些細なくだらないことで気を遣い過ぎてストレスを感じるから。

リアルで、これが欠点にしかならない業種で暮らしていると、非常に苦しい。
人の気持ちがわからなくてマイペースで、好き放題しているほうがよい業界に、なんで来てしまったのか…
(そりゃ入るまでわからなかったんだから仕方がない)

物語を味わうのは、食事を味わうのと似ている。
コース料理じゃなくて、パフェとかケーキを味わうのと似ている。
目を閉じて、舌の上で、絶妙なハーモニーに酔う。自己満足できればいい。

味わうのは、自分が味わいたいときだけでいい。食事のように、口から入れたときだけでありたい。
物語なら、読まなければ味わうこともない。

でも、現実の人間相手は違う。シャットアウトする方法が知りたい。

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Akila

リネージュM、FF14、Fate/Grand Order、軌跡シリーズ、ペルソナシリーズなどをプレイしています。策士で毒舌で中性的なイケメンと、魔法系の孤高なお姫様が好きです。
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