【自分用メイキング記録】夏の新刊表紙の製作過程

この絵の制作過程。自分の記録のためにメモ。

 
ロイワジで抱き合っててワジは背中向きがいいなと思って(正面描くと時間かかるから)

落書きからざっくり構図を作成

SAIでざっくりラフを作成。この時点でサイズは完全原寸大(A5表紙大)

ラフ色塗りも完成

ラフの線画は愛用の「シャーペン」4px、彩色は「Ryoマーカー」。
シャーペンはどこで入手したか忘れたけど、RyoマーカーはIRADUKAIのRyoさんのマーカー。

髪と顔は命なのと、手が適当だったので別途書き直し

~クリペ(CLIP PAINT STUDIO)へ移動~

純珪一さんのサブツールセットの鉛筆基本6pxを使い、ベクターレイヤーでざくざく描く

消しゴムの設定はベクター用にして「交点消去」にしておく。髪の毛無双。

目がラフより上手く描けないのでとりあえず全体を先に書き上げる・・・

ざくざく

ワジの飾りをSAIのペン入れレイヤーで作って形をなんとかして、クリペへ移動してその上から勢いでペン入れ。どうせ今回はA5サイズの本だから多少あらくても細かいところは見えないと信じる(といいつつ作業はかなり拡大してやってる)

線画できた☆

引き続きクリペで作業。
範囲選択ツールで線画の外側をクリックして反転して白で塗りつぶし。その下に目に優しい色で塗りつぶした背景レイヤーを置いておく。
そして、線画と白塗りの間にフォルダを作って、下塗りレイヤーを全部つっこむ。面倒だけど後のことを考えて色別に一枚一枚作る。線画の鉛筆がざらざらだったせいで拡大すると色々ひどいけど気にしないことにする。範囲選択ツールは最も濃い色まで読むようにしておく。

そのままクリペで頑張ろうと思ったけど、挑戦することよりも新刊の締めきりを優先することにした。

~SAIへ移動~

全ての下塗りレイヤーに同名のフォルダを作る。
肌など色の薄いやつは不透明度チェック→白で塗りつぶし、その上にクリッピングした標準レイヤーを置いてグラデーションを作っていく。水彩筆でうすく色を置く→適宜ぼかす。乗算レイヤーで、濃いところにエアブラシをかける。(表面積が水彩筆のほうが薄く広く、エアブラシはそれよりも少なく濃くのイメージ)
服など白が透けると困るものは、直接不透明度ロックして、水彩筆で明るい色を置いて、エアブラシで濃い色を置いたけど、後で色を弄るときに辛い思いをしたのでレイヤーに余裕があれば、一回白塗りつぶしからの、上に元のやつをコピーしてから弄るほうがいいと思われる。

下塗りグラデ完成。髪は結局後で違う方法で塗り直すけど・・・。
下塗り全部が入っているフォルダ自体に紙質を設定しておく。今回はたぶんアルシュかな…
あと線画の色も変えておく。黒ではなく茶色にしました。セピア系線画好き。今回は線画は都合により標準レイヤーのままいくので、ロイドの髪が浮かないくらいの濃い目の茶色にしておく。

耐えきれなくなって目だけ先に塗る。
メイン色を水彩でグラデ薄く置く。乗算でぱきっとした色を作り、なじむまで不透明度を調整し、境界をエアブラシの透明色で塗ってぼやかす。
乗算、真っ黒を選択してRyoマーカーで真ん中の瞳孔を塗る。Ryoマーカーは薄く設定してるので真っ黒になどならない。
この辺りで思い出したように白目ごと青紫で影を強く作って乗算しておく。
さらに目と白目の上にクリッピングなしで乗算、灰色ぽい紫とか青とかで目の半分くらいを塗って、内部をエアブラシの透明色で薄くして透かせる。下部が残って見えれば良い。下部が消えると存在感なくなるので下部が大事。私はこの作業がすごく好きだ。
目に戻って、先に光を作る。線画の上にレイヤーを作り、発光モードにし、Ryoマーカーで光を書き込んだ上にさらに同じレイヤーにシャーペンで白を直接乗せる。下の方の光らせたい所に適当にシャーペンで白をちりばめておく。完成サイズから見て目がちゃんと存在感あるように見えるまで何度でもリセットしてトライ。

髪の毛編。髪の毛はpixivのちろちろちろんさんのメイキングの方法をアレンジして作成。いつも髪の塗りは迷子になってたのでこれのお陰で非常に安定するようになりました。ありがたや。
グレーで塗りつぶし→オレンジでスクリーン→濃い紫グレーで光の当らないところ(乗算50%)→(この辺で飽きてきて、先に一回オーバーレイレイヤーを作成。ワジなら緑、ロイドなら茶で塗りつぶして髪の一番上にオーバーレイで乗せる。色調調整して好みの色に持って行く)→さらに乗算レイヤーを作って、紫のないグレーで髪の影をしっかり描く。ここの影が髪の流れを作るので非常に重要(乗算50%くらい)。→さらに乗算25%で前2つの間の影とか足りなそうな所を適当に補う。→オーバーレイレイヤーの下にオーバーレイレイヤーを作って、彩度を調整。詳しくはリンク参照。今回ロイドのほうは効果あったけどワジはあまり意味なかった。→とりあえずリンク先に載ってることは全部やる。
ワジの耳の上にかかってる髪や前髪、服にかかってる髪は、髪の下塗り部分をエアブラシ透明色ですかしておく。美人テイストでいく。ロイドのほうは透かすと可憐になってイカンので重めにいく。
さらに反射光をスクリーンで入れたり(ワジは青、ロイドは紫。入れた後、色調調整でいじってしっくりくるところまでいじる)、スクリーンや発光で明るさを追加して終了。
…じゃなかった。最後に、線画の上にレイヤーを追加して、標準レイヤーに、スポイトで髪の色をとって、跳ねたりしている毛を書き加える。

ここまでかいて、塗り方をメモしていなかったことに気付く

トーン鉛筆は広いところをべた塗りするときに使うくらい。名前は元々漫画のトーン貼りのためにつかってたので。

さて服の塗りに入っていく…
元々グラデは入れてあるので、下塗りフォルダを閉じ、フォルダの上に乗算レイヤーを一枚だけ作って、薄紫グレーでがしがし塗っていく。基本は上に載せた方法で、シャーペンでアニメ塗り→エアブラシ透明色かぼかしを使って一部を調整という流れを繰り返す。自然に出来る残り部分のぱきっとした感じ命でいく。ぼかしすぎるとぼかしだらけの絵になってしまうので。
一枚で塗りおえたら、次もう一枚作って、腕の下とか、さっきの一枚では表現できない別の影をざくざく描く。

さらに、人間ふたりの身体の間とかの影も別に作って主にエアブラシる。

オーバーレイや発光、スクリーンを駆使してハイライトを入れる。

クリペにデフォルトで入っているキャンバス地を200%くらいにして、レイヤー変換からの線画色変更で適当な色(今回はピンク)にしてオーバーレイ。30%くらい。

色味をみせるとこんなかんじ。

~Photoshopへ~
お借りした素材を引き延ばして後ろに置いて、適当にテクスチャもなんとかして、グラデーションで下のほうが暗くなるようにしておく。
最後のオーバーレイテクスチャのせいで結構色味が薄くなったので、レベル補正で色をはっきりさせておく。
元のイラストを複製して、ガウス0.3pxでぼかして、顔の部分だけ消しゴムで消して、視線が顔にいくように設定して完了。

丸一日(実作業時間半日?)くらいかかりました。

ABOUTこの記事をかいた人

Akila

FF14、Fate/Grand Order、ファルコムシリーズ、ペルソナシリーズなどをプレイしています。策士で毒舌で中性的な美少年と、魔法使いのお姫様たちが好きです。
FF14(Durandal鯖):Akila Septterian
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